2025/8/27 15:40

Microsoft Clarity、欧州でクッキー同意シグナル送信を義務化 - EEA・英国・スイスで2025年10月31日から全面適用へ

Microsoft が提供するウェブサイト行動解析ツール 「Clarity」 は、欧州経済領域(EEA)、英国、スイスにおけるクッキー利用に関する同意取得ルールを強化すると発表しました。これにより、2025年10月31日以降、これらの地域からのアクセスについては、ユーザーの明示的な同意シグナルをClarityに送信することが必須となります。

※欧州経済領域(EEA)とは、欧州連合(EU)に欧州自由貿易連合(EFTA)のノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインの3カ国が参加する枠組みを指します。

変更点と影響

  • 対象地域:EEA・英国・スイスからのセッション

  • 必要な対応:ユーザーの同意を取得し、そのシグナルをClarityに送信すること

  • 未対応のリスク:同意が得られない場合、セッション録画やファネル分析など一部の機能が制限されます。また、同意のないセッションで収集されたデータは訪問者に紐づかなくなります。

実装方法

Microsoft Clarityは、以下のいずれかの方法で同意シグナルを送信することを推奨しています。

  • Google Consent Mode の利用

  • 対応するCMP(同意管理プラットフォーム)を通じた同意シグナル送信

  • Clarity Consent API の直接実装

  • CMSを利用している場合は、推奨サードパーティ製プラグインの導入

また、多くのCMPはGoogle Consent Modeに対応しており、ネイティブ連携を希望する場合は「CookieYes」の活用が可能です。

今後のスケジュール

今回の要件は段階的に導入され、2025年10月31日から欧州地域で全面的に義務化されます。

サイト運営者への呼びかけ

グローバルにウェブサービスを展開する企業にとって、欧州地域のユーザー向け対応は不可欠です。期日までに同意シグナルの実装を行うことで、Clarityの各種機能を維持し、安定したデータ分析やユーザー体験を継続することができます。

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